桃の節句

早いもので3回目の桃の節句
節句のときに父から送られてきた雛人形を先週やっと出した。

今日はすこぶる天気が良く暖かかったので、軽装で一番近くの公園へ。久しぶりだったから二時間くらい娘は飽きずに遊んでた。よくもまぁあんな何もない公園で二時間も遊んでられるな…そしてそれに付き合う私はだいぶ暇な大人だと思う。



去年は確かそれなりにひなまつりらしい夕食を作った気がするけど、今年はしない。なぜって、蛤がバカみたいに高いから。完全に家計と見合ってないし、あさりで代用してしまうとなんだか一気にモチベーションも下がる気がして、いっそのことなにもしないことにした。
ってのも実はただの言い訳で、本当はなぜか全くやる気が起きない。娘にはごめんと思う。でもね、あなたの健やかな成長を私は誰よりも願っているという自負があるよ。面倒くさがりの母を許しておくれ…


その代わりと言っちゃなんだが、昨夜は寿司を食べた。まわる寿司。娘はまわる寿司が大好きだ。

夫と相談したのち「よっしゃ今日はお寿司行こう!」と言うと「おしゅし!おしゅし!」と瞳を輝かせ連呼していた。車に乗ってる間も何度も「おしゅしだよねー?おしゅしいくよねー?」と確認を怠らない。
着いてみたら激混みで、ひたすら待っていたけどなかなか順番が来ないから一旦外行ってみよっか、と待合所から立ち上がり入口のドアを開けたところで娘大泣き。えっ、なんで?こんな人が多いところより外の方よくない?と思ったら「おしゅしーーー!!!」と顔を真っ赤にして絶叫している。帰ると思ったらしい。何かに執着することが普段殆どないので、恥ずかしいけど面白さのほうが勝って笑ってしまった。そんなに…だから何十分も大人しく座ってたのか。おもちゃひとつ持たずに…


ようやく席に着いたあと、娘は今までにないくらい寿司をばくばく食べていた。
私は卓上にある粉末のお茶を盛大にひっくり返した。
夫は「腹減ってない」などとほざいてたくせに最多記録を更新した。




そういう毎日がこれからもずっと続くといい。

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