都会とこども
まだ一ヶ月と少ししか住んでないけど、やっぱり思ってた通り。
時間が切り売りされているように感じる。とても忙しく、心が置いていかれている。
それでも仕方ない、まずは一度だけ、と決めた引っ越し。
この先どうやって生きていくにしろ、私は家族が一緒がいい。今しかないこの時間をずっとつなげていきたい。
娘にとって今しかないこの瞬間を、こんな場所で過ごさせてしまっていることへの罪悪感。
海や、山や、川、花や植物たべもの稲広い空。月や星。におい。
それらが必要なんだと思う。
こんな都会に住むのは、いつだってできる。のに。
太陽の下、風を受け走り回りたいその衝動を
「あぶないから」といちいち制止しなくてはならないことへのストレス。
でも焦っても仕方ないから今を、ひとつひとつ、丁寧に、やっていこう。
せめて好きなうたでも聴いて、台所に立ってごはんを作ろう。